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現在の情報サイトの現状は一般歯科と矯正歯科が羅列されているため矯正歯科の優位性が不透明になっています。先生方の既知の通り、歯科医師免許を有しているだけで「矯正歯科」を標榜できます。矯正治療は自由診療であるため、自費患者を集めたいと考える一般の先生が多いのも事実です。そのため、一般歯科は広告出稿し、集客します。運営会社もお金になるので、紹介する病院を考えずに引き受けます。
当然ビジネスですから、自然なことかもしれません。しかしそういう事情が繰り返されてきた結果、現状で露出されている情報サイトは、残念ながら一般歯科と矯正歯科が羅列されているものばかりなのです。
またここで忘れてはいけないのが「治療を受けるのは患者さま」だということです。色々な考え方やテクニックの違いはあれど、「患者さまの歯並び・噛み合わせを改善し、口腔内、全身の健康の増進を」という思いは、どこの病院でも同じだと思います。しかし、矯正治療だけに特化して研鑽されてきた先生と一般の先生とでは、臨床経験のほか、専門的知識や技術に差が出ることは至極当たり前だと当社は考えます。
なかには一般歯科でも卓抜した技術をお持ちの先生はおられるでしょうし、認定医を誘致している病院もあるので一概に一般歯科が悪いとは思いません。しかし、患者さまは一般歯科と矯正歯科の違いをきちんと認識されているでしょうか？矯正歯科専門医のいる病院を選ばれているでしょうか？
当社事業の一つに、歯科内覧会プロデュースがあります。当社スタッフ自らが地域の方にご挨拶回りし、歯医者に通う重要性や予防歯科の大切さを伝えたり、一般の方のリアルな声が聞ける非常にやりがいのある仕事です。内覧会の1週間前から医院周辺で市民の方にお声掛けさせて頂くと、大勢の方が口を揃えて仰います。
「自分の歯は悪くない」
「いま通っている歯科医院が信用できない（セカンドオピニオン希望）」
「一般歯科と矯正歯科の違いはなに？」
「歯並びは気になるが治すほどではない」
そのたび我々は、歯周病の怖さ、定期検診の重要性、矯正治療の重要さなど、なぜ治療にかかるべきなのかを明確に説明し、ご納得頂けるよう努めております。これらの経験を踏まえても、現状では差別化が図れていない他、何かきっかけがない限り、治療に興味を持たれないことがわかります。つまりいかにデンタルIQを上げられるかが業界に課せられた課題でもあるのです。
上記を、先生側が通常診療や活動等を通して一般の方に伝えていくことも必要ですがメディア側が率先して一般の方に伝えていくことがより重要だと当社は考えます。
そこで当社は確固たる理念の基、サイトを運営すべく「矯正歯科アドバンス」という情報サイトをリリースすることに致しました。
理念とは
業界全体が同じベクトルを向いて社会貢献していくことに意義があり、先生方、患者さまのお役に立てるよう一生涯努力して参ります。
