矯正歯科アドバンス トップページ > 矯正歯科治療 > 成人歯科矯正 > 成人歯科矯正のメリット・デメリット
歯並びが悪いことを気にしていると、無意識のうちに笑顔に抵抗を覚えてあまり歯を見せて笑わなくなることがあります。人に与える表情の印象はやはり重要で、歯並びが整うことによって社交的になる方もいます。
噛み合わせが悪いと身体が無理にバランスを取ろうとするため、全身のさまざまな場所に負担がかかり、肩こりや腰痛などを引き起こすことがあります。矯正治療によりこれらが改善する場合があります。
歯と歯が重なっていると、歯ブラシが行き届きません。歯並びが改善されると磨き残しがなくなるため、いつも清潔な口腔内を保てます。
よく噛むことにより脳が刺激を受け、働きが活発になります。そのため知能の発達が促され、老人の認知症防止にもなります。
噛み合わせが悪いと、食事の時にしっかり咀嚼することが出来ません。矯正治療により歯並びが改善されると、食事できるだけでなく唾液の分泌が促されることで、食べ物の消化吸収も向上します。
成人は自らの意思で矯正治療を行う方がほとんどなので治療に対する目的意識が高く途中で中断したりすることが非常に少ないです。大人になってから矯正治療を受ける方は、“どうしても治したい”という気持ちが強く、自分の意思で治療を始める方が多いので、治療がスムーズに進行します。
成人の矯正治療では、歯を並べるためのスペースを確保する際に、子供の矯正のように歯並びの成長を利用することができません。歯を並べるためのスペースが不足している場合は、抜歯によってスペースを確保しなければならないことがあります。
歯列矯正には、矯正器具の影響で口内炎を引き起こしたり、矯正前の処置が歯根吸収の原因になったりと様々な形で歯の健康を阻害する恐れがあります。
成人の矯正治療は小児の矯正治療に比べ治療期間が長く、審美的に優れた矯正装置(セラミックブラケット、リンガルブラケット)を使用する場合が多いので、治療費が高くなります。