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高度な技術、豊富な経験を兼ね備えた者にしか与えられない最高の資格


日本矯正歯科学会には認定医制度というものがあり、さらに高いレベルの制度として専門医制度が2006年に創設されました。

現在認定医が3,000名いる中、一定の基準をクリアし専門医を所持している矯正歯科医はわずか286名しかおりません。このようなことから、専門医制度とはいかに難易度の高い資格なのかが伺えます。

専門医資格取得条件

日本矯正歯科学会認定医を有する歯科医師
12年以上継続して学会会員である者
学会の定めた10種類の課題症例を自らで治療し、その全ての治療結果が学会の定めた基準を満たし合格すること
過去10年以内に学会の定めた刊行物、または学術集会において矯正歯科に関する発表をした者

これが、専門医資格を取得する為の条件となります。また日本矯正歯科学会専門医の資格所持者は、矯正治療に関する卓越した技術、経験、能力があることを証明している事によって、他の治療をしてはいけないという規定はありません。矯正専門医資格を持ちながら、小児歯科や口腔外科の専門医資格を取得してもかまわないという事です。

しかし、実際にはとても難易度の高い矯正専門医資格を取りながら、同時に他科の資格を所持している人はかなり珍しいと思います。より高度な臨床技能と学問的知識の向上を目指し、他分野と連携することにより、国民の健康と福祉に貢献することを目的としています。