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顔や頭に付ける装置


ヘッドギア

上顎の成長を抑える装置

ヘッドギアとは、上顎の成長をコントロールする装置です。上顎自体が大きすぎて骨格的に上顎前突(出っ歯)になってしまっている場合にヘッドギアで上下の顎の位置をコントロールして、上顎の骨の成長抑制を行ったり、骨格的でない上顎前突(出っ歯)の場合にも使う事があります。

取り外し可能
1日10時間以上の使用が必要

特徴

ヘッドギアは成人で抜歯をした症例の場合に使用することがあります。目的は、上顎大臼歯が前に動いてしまうのを防ぐためになりますが、子供と違い成人の場合は外に出ている時間が長かったり、外見上の問題があるので、代わりに矯正用のインプラントを使用する場合が多くなっています。

チンキャップ

下顎を後方に移動させる装置

チンキャップは、下顎または下顎の骨を後方に移動させるために使用する装置です。成長が活発な幼児期から15歳までが、この装置の対象年齢になります。自分で正しく装着が出来ない場合には、保護者の方に装着を手伝っていただくようにしましょう。

取り外し可能
1日10時間以上の使用が必要

特徴

下顎の「オトガイ」部分にチンキャップを装着し、ヘッドキャップで下顎を後方に引っ張る形になります。

フェイシャルマスク

上顎の成長を促す装置

フェイシャルマスクは、反対咬合(受け口)の症例の際に使用する装置です。上顎の成長が不十分になっていたり、下顎が通常よりも大きい場合にこのフェイシャルマスクを装着し、上顎の成長を促したり、歯列を前方に動かします。

取り外し可能
1日12時間以上の使用が必要

特徴

額と顎に装置を取り付けて下顎を動かすと、ワイヤーに繋がれたゴムが矯正装置を前方に引っ張る構造になっています。主に歯の生え換わる時期の7~13歳が適応年齢になります。